すき？Part3

そんな訳で好きな本シリーズ

今回ご紹介するのは【本多考好】さん

この方、ミステリーちっくな恋愛小説（？）などを書かれております

出会いは【MISSING】という短編集からでした。

例に漏れずカヴァーが気に言って買った訳ですが(・ω・)

が、今回紹介するのは【FINEDAYS】

こちらも短編集となっております（当然カヴァーも良い

その中でも最後の作品【シェード】がとてもお気に入り

この話、自分とダブってしまう部分があるので余計になのですが

私にしては珍しく、ハッピーエンドっぽい内容です

エンドというか、始まり、ですが。

内容はそうですね、とあるおとぎ話とリアルとのリンク

光と闇、シェードと蝋燭、自分と自分

こんなトコでしょうか

分からないって？うん、そうでしょうね

故に読んでみて下さい（ぉ

中から少しだけ抜粋して紹介

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黒いセーターを着た彼女が僕を迎えた。

咄嗟に微笑み返せなかったのは、頬が冷え切っていたそれだけのせいだったけれど

そのせいで、不意にこの１週間の気まずさが僕らの間に立ちふさがった気がした

「ごめん。遅くなった」

そう言った僕に彼女はすっと手を伸ばした。

彼女の手が僕の手を包んだ。

ただそれだけで、僕らの間にあった気まずさがあっけなく消えた。

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この文章、内容とはあまり関係のない部分なんです（あると言えばありますが

なんてゆーか、こゆ事ってありますよね

いえ、恋愛に限らず

B'zの【HOME】とゆー歌詞にもあるんですが

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言葉一つ足りない位で　全部壊れてしまうような
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みたいな

その逆パターンというか。


なんでもそうなんですが

あの時あぁしてれば…

あの時こう言ってれば…

あの時…

と後悔したりする事ありますよね

そんな、ありきたりな内容です

答えなんてないんです、【あの時】しかない訳だから。

ですが、読み終えると温かい気持ちになれます

そんな私ですが

【後悔してるのにまた繰り返す　どうしようもなくダメなんだ】　　　 By　B'z　HOME

の典型的な人です。

ダメダメですね。。